「ふはははははーっ!!!
祭りじゃああああああ!!!」
「さぁ! 遊びまくるわよー!」
「ふふふ! 準ちゃん! 今日こそ決着つけてやるわ!」
「こ、こらすもも! 自分で歩けるわ! そんなに強く引っ張るでない!」
「逃がしませんよ〜伊吹ちゃん。遊びまくるんです!!」
「ふむ。親友との交友を深めることも必要だな。修行場所はどこにすべきだろうか…」
「今日は修行は無しです。兄様」
賑やかな集団が廊下を闊歩する。
周りの生徒は、そのテンションに自ら道を譲るくらいだ。
少し後ろからについていく雄真に、手が差し出された。
「さぁ、行こう? 雄真くん!」
その眩しすぎる笑顔に、思わず雄真もほころび、
(…まぁ、いいか。たまには)
その手を、取った。
Happiness story『小日向雄真の魔法科転科奮闘記』
Magic.友達と誓い
瑞穂坂学園、月曜日放課後。
普通科で雄真と同じように授業を受け終えた渡良瀬準と高溝八輔は、
当初の計画通りに行動に移った。
すなわち。
「お、おい?! よせ準!
なに抱きついて…って!
ハチなにしやがる! 椅子に俺の足を結びつけてんじゃねえ!!」
「ああん! ごめんなさい、雄真!
もう私とまれないわ。貴方への気持ちでいっぱいなのよぉ!!」
「抜かせ! 鳥肌が立つようなセリフを至近距離で叫ぶんじゃねぇえ!」
「雄真! 足が上手く椅子に結べないだろ!
じっとしていてくれよ!」
「誰がじっとするか?! 頭のネジ吹っ飛んでんのか?!」
バキィ!!!
「ぐはぁっ?!」
雄真の上履きを履いた足先が、ハチの顔面を捉えた。
ネジでも比喩でもなく、文字通りハチが吹っ飛んだ。
「ちょっとハチ?! アンタ何やってんのよ!
ここで雄真抑えとかないと計画を実行できないでしょう?!」
「おい?! 計画ってなんだ?! お前らいったい何を―――?!」
「ふはははははっ! この程度痛くも痒くもないわぁ!!!」
不自然なほどの回復っぷりで、再び足と椅子を同化させる作業に戻るハチ。
「てめっ?! まだ動けたのかよ!」
「雄真!!
お願い、今だけ! 今だけでいいの!
…私だけを見て?」
「オカマはもう黙れー!!!」
結局。
雄真は足ばかりか手までも椅子に縛り付けられ、
あたかも囚人のように刑を待つしかなかった。
「これはいったい、どういうともりなんだ?」
こめかみが多少痙攣していることを自覚しながらも、
雄真はなるべく平静を装って質問した。
「だってぇ、雄真を私だけのものにしたかったんだもん。
きゃっ、言っちゃった!」
「お前には聞いてないよ?! やめてくれその動き!!」
クネクネと恥じらう準相手に雄真は叫んだ。
今、縛り付けられた雄真の前にいるのは、
春姫、杏璃、伊吹、すもも、信哉、沙耶、ハチ、準の計8人だ。
取り囲むように立たれ、多少萎縮もしてしまうが、そんなことを言っている状態でもない。
「頼むよ、皆。今が一番大切な時なんだ。
一秒だって無駄にできない。早く縄を解いてくれ」
本気で懇願する雄真に対して、春姫がおずおずと口を開いた。
「…大事だからだよ?」
「へ?」
間抜けな声が口からでたなぁと、雄真自身もそう思った。
それほどまでに予想外な返答だったからだ。
「雄真。そなたが並々ならぬ努力をしていることは、
私たちが一番よくわかっておる」
「その通りだ、雄真殿。先日の手並み。見事であった。
あれは想像を絶する程の努力を積み重ねたに違いない」
「だったら!」
「だって、兄さん無理してるんですもん!!」
雄真の声をすももが遮った。
「わ、わたしが相談したんです。伊吹ちゃんと姫ちゃんに。
兄さん、最近帰りがすごく遅いですし。
帰ってもすぐ自分の部屋で…。
食事とお風呂くらいしか下りてこないし、食事中も参考書読んでて。
寝る時間だって、…この間なんて私が起きる時間に寝てました」
「うぐっ」
…すももに気付かれないようにこっそりベッドに入ったのに。
「…やっぱりそうだったんですね。
朝起こしに行ったとき、やたらと目がはっきりしていたので
寝坊助け兄さんにしてはおかしいと思ってました」
「判断基準そこ?!」
ベッドの音じゃなかったのかよ!!
「まぁ、そういうわけよ。
あんたが無理しすぎってのはわかりきってたんだから!」
「…だったら尚のこと、早く解放して家で寝かせた方がいいんじゃないか?」
「小日向さんをお一人で返してしまうと、
結局自室で勉強するだろうという結論に達しましたので…」
「ぐぐっ」
す、鋭すぎる。
「…で? 俺にどうしろと?
まさかこの状態で寝ろなんていわないよな?」
「ふふふふふふふふふふ」
今まで沈黙を守ってきたハチが不気味な声を漏らす。
「ハチ、時間無いんだ。言いたいことあるなら早く言ってくれるか?」
「ちょっ!! そんな言い草ねぇだろ?!
いいじゃねぇか! 俺だってなぁ!
ちょっとタメたい時があるんじゃあ!!!」
「…めんどくせー」
なんだかもうどうでもよくなってきた。
「で、なんなんだよ?」
「そう! つまり!
お前はこれから俺たちと遊びに行かなければならない!!!」
…。
「…え? 嫌だけど」
「即答すんなよ?! 友達だろうが俺たちは!!!」
何を言い出すかと思えば。
「言ってることとやってることが本末転倒だぞ。
俺が疲れているのが心配なんだろ?
遊びに行って余計に疲れさせてどうする」
「うぐぐ、そ、そえわだなぁ…」
「噛んでる噛んでる」
ハチがチラッと伊吹を見た。
『伊吹様に愚劣な目を向けるでない』
ビビビビビビッ!!!
「ぎいやああああああああああああっ!!!!!!」
伊吹のマジックワンド、ビサイムがハチに闇の魔法を打ち込んだ。
マジックワンドとは、魔法使いの杖のことである。
ワンドを介して詠唱することで魔法の使用効率がよくなるため、
ほとんどの魔法使いはそれを所持している。
ワンドを作るには、専用の魔法陣ともう一つワンドの媒体となる物がいる。
その物(媒体)に対する思い入れが、強ければ強いほど良いワンドができるというのは、
今の学会にてもっとも有力な説とされている。
ここにいる魔法使いのメンバーでは、雄真を除く全てがワンドを所持している。
春姫はソプラノ、杏璃はパエリア、伊吹はビサイム、
信哉は風神雷神、沙耶はサンバッハという名が付いている。
そして、中でも媒体と所有者の魔力の相性が良く、
尚且つある一定のレベルに所有者が達すると、
ワンドは自我を持つようになると言われている。
この条件については、今現在もいくつかの学説があり、確証には至れていない。
現在ワンドに意志が芽生えているのは、春姫のソプラノと杏璃のパエリア、
そして伊吹のビサイムの三名のみである。
「ビサイム、そのあたりにしておいてやれ。
殺しをしてしまうと、目覚めが悪くなる」
『御意』
(…あのー、伊吹さん? 目が冗談を言っているようには見えないのですが)
「それにしても、雄真よ。
私は失望したぞ。
そなたはまだ、魔法使いにはなりきれておらぬ」
「…! どういう意味だよ。伊吹」
「言葉通りの意味だ。
魔法使いならば裏の裏を読め。これは鉄則だ」
「…この一件もそうだといいたいのか?」
「余計な質問はしてくれるな。そなたの評価を下げるだけだぞ。
十分注意して話すがよい」
「く…」
顔を顰める雄真を一瞥し、伊吹は笑みを浮かべた。
「今回、そなたをこうして縛り上げたのは、そなたを心配しての事だと言ったな。
すももが兄の体調を心配しておると。」
「…ああ」
「しかし、本当の趣旨はそこに転がる人間が申すように、
そなたを遊戯に誘うためであった。」
「そうだ。だから矛盾しているとーーーー」
「雄真、何度も言わせるな。さらに裏を読めと」
「何?」
「こうは考えられないか?
その、そなたを疲れ切らしてしまうことも目的の一つである、と」
「…? 何を言っているんだか。それじゃ結局…。
…おいおいおい、冗談だろ?」
伊吹はニヤリと笑うと
パチン
「そういうことだ」
指を鳴らして、雄真の縄を魔法で解いた。
「さあさあさあ!! 今日は力尽きるまで遊んでもらうわよー!」
「うむ。雄真殿。時には休息も必要だ。
存分に遊び、今日はぐっすりと寝るがいい」
「ちょ、ちょっと待てって!」
「雄真くん」
春姫の声に止められ、振り向く。
「これから一番大事な追い込みの時期に入る。
それは分かってる。だからこそ、今日はしっかりと気分転換をして、
しっかりと休息をとった上で望んでほしいの。
今のペースで、試験終了まで走り抜けるなんて、絶対無理。
だから、今日は…。私と付き合って!」
「私“たち”とね」
「はっ?! ごめんなさいごめんなさい!!」
ジト目で杏璃に間違いを指摘され、真っ赤になって謝る春姫。
それを見て、すっかり雄真は毒気を抜かれてしまった。
「ふはははははーっ!!!
祭りじゃああああああ!!!」
「さぁ! 遊びまくるわよー!」
「ふふふ! 準ちゃん! 今日こそ決着つけてやるわ!」
「こ、こらすもも! 自分で歩けるわ! そんなに強く引っ張るでない!」
「逃がしませんよ〜伊吹ちゃん。遊びまくるんです!!」
「ふむ。親友との交友を深めることも必要だな。修行場所はどこにすべきだろうか…」
「今日は修行は無しです。兄様」
賑やかな集団が廊下を闊歩する。
周りの生徒は、そのテンションに自ら道を譲るくらいだ。
少し後ろからについていく雄真に、手が差し出された。
「さぁ、行こう? 雄真くん!」
その眩しすぎる笑顔に、思わず雄真もほころび、
(…まぁ、いいか。たまには)
その手を、取った。
そうして校門を抜けていく一向を、窓から眺める女性がいた。
その手には一通の封筒。中身はすでに目を通してある。
それは最愛の息子からの、魔法科転科への挑戦状。
教員である私が受け取って目を通してしまった以上、
これからスタンバイされていた歯車を回し始めなければならない。
(…頑張りなさい、雄真くん。あなたなら、きっとやれるわ)
受け取った封筒を強く握りしめ、大魔法使い・御薙鈴莉はそう呟いた。
ガシャアアアアアン!!!
「ストラーイクッ!」
「うぉおおおおお!またかよチクショー!!」
雄真とその一行はボーリング場に来ていた。
カラオケとどちらにするか案が分かれていたが、
沙耶があまり大きな音が好きではないことや、
そもそも式守、上条兄弟が最近の歌を聴いているはずもなく、
最後はボーリング一択となっていた。
今はチーム戦の真っ最中である。
ちなみにチームは
A:準、沙耶、小雪
B:杏璃、信哉、春姫、ハチ
C:雄真、すもも、伊吹
となっている。お気付きであろうか。そう出発前より一人増えている。
「ふふふ。皆さんでこれから遊びに行かれるのでしたら、
ここは一つその後の展開を占って差し上げましょう」
『特別に無料にしといたるで〜!!』
と、校門前で占い屋を開いていた高峰小雪と彼女のワンド・タマちゃんに捕まった。
なぜに校門で?と思ったが、まあつまりは待ち伏せしていたのだろう。
高峰小雪は、瑞穂坂学園理事長・高峰ゆずはの娘であり、
彼女もまた『予言者』としての血を色濃く受け継いでいる。
そんな彼女から、
「ああ、見えます。まずはボーリング場にて地盤沈下。
おそらくこれで半分は別世界の住人となるでしょう。
その後、気を取り直して入ったファミレスでバイオテロ。
ここでもまた2,3人が犠牲になると出ています。
そして、次に現れますは―――――――――」
「小雪さん! 小雪さんも一緒に行きましょうよ!
今日は皆でパーッと行くつもりだったんです!
小雪さんも誘おうとしてたに決まっているじゃないですか!
ね? ね?! ね!!」
一番乗り気でなかった雄真が、なんとか小雪を口説き倒して事なきを得た。
そして、今に至る。
おかしい。何だこのチームの実力差は…。
開始からわずか数分程度で、すでにCとA・Bの差はそれぞれ100ポイント以上開いていた。
理由ならわかっている。わかっているのだが…。
「すもも! もう少し左だ! そのままではまた“がぁたぁ”になってしまうぞ!」
「お任せください! 伊吹ちゃん! ふんぬっ!」
ガタン!
ボールは1mも進まないうちに、ガーターとなった。
…なんで?
ガシャアアアアアン!!!
ガシャアアアアアン!!!
「くそぉっ! やっぱ準がとまらねぇか!」
「ハチ! 負けるわけにはいかないわ!
何としてもストライクを取るのよ!」
「任しとけええええええ!」
ざざっ
「くらえ! 必殺八輔スクリューダイブ!!!」
ギュオオオオオオオオオオン!! ガッタン!
ハチの必殺技は、文字通り、ガーターへとダイブしていった。
…凄いな。今のジャイロ回転してたんじゃないか?
まあ、意味ないんだけど。
「ハああああチいいいいい!!!」
「ひいいいいいいいっ!!」
ドカァン!!!
「お客様、困ります! 店内で魔法乱射など!」
…大事になってきたな。
「見たかすももよ! 今のは“れぇん”の半分近くまで行ったのではないか?!」
「ええ! 見ましたよ。あと半分ででピンに届きますよ!
これは燃えてきました!」
いや、ボーリングってピンを倒すゲームであって、
ピンに辿り着くまでを競うゲームじゃないからね?
そんなセリフすら口から出すのが億劫で、ため息をついて椅子に座りなおした。
ガシャアアアアアン!!!
「ストラーイクッ!」
相変わらず一つ挟んだ向こうのレーンでは、準がストライクを出していた。
信哉、沙耶、小雪はハチと杏璃が喧嘩しているのをいいことに、
空いたレーンで春姫からボーリングのルールから教わっていた。
信哉は熱心に頷き、沙耶はメモまでとっている。
…チーム戦は?
「いやー、遊んだなー!」
満足そうにハチは頷いた。
「うむ、久方ぶりに遊戯を行ったが、とても楽しめたぞ」
「貴重な経験だった。あれほどの難度を誇る修行があるとは。
精進せねばなるまい」
「兄様。あれは修行場ではなく、娯楽施設です」
「また準ちゃんに負けたー!」
「ふふふ。甘いわね杏璃ちゃん。この私に勝とうなど!」
「むきーっ!」
「あ、杏璃ちゃん! お、落ち着いて!」
「柊さん。ヒートアップしている貴方に、私から占いのサービス券を」
「要らないわよ!!!」
夕日に照らされながら、バカ騒ぎをしている面々を見て、
後ろから追いながら、雄真はずっとあることを考え続けていた。
(俺は転科試験の後も、同じように皆と笑い合えているのだろうか)
別に転科試験に落ちても、普通科の在学権利まで失うわけではない。
それでも、仮に落ちてしまったら…。
(俺は笑顔で皆の中に居られる自信が…。ない)
「兄さん」
ふと顔を上げると、すももが真剣な眼差しで雄真を見つめていた。
そういえば、さっきから続いていたバカ騒ぎにすももは混じっていなかった。
ずっと、見られていたのだろうか…。
気付けば皆も雄真を見ていた。表情はそれぞれだが皆、雄真の顔色を窺っている。
(…何弱気になってんだか)
雄真は苦笑すると、改めて皆に向き合った。
「今日は誘ってくれてありがとう。
最近はちっとも遊んでなかったからな。
すごい良い息抜きになったよ」
そういって笑う。
つられて皆も笑った。
「俺は皆に何もお返しするものがない。
ごめんな。今は自分自身で精一杯なんだ。
でも…。その代わり…」
この言葉には大きな責任が伴う。
けど、不思議と決意を固めるのは苦じゃなかった。
「俺は必ず転科試験に合格する。
皆、もう少しだけ待っててくれ。
俺は瑞穂坂学園魔法科2年、小日向雄真になってみせるから。
そしたらまた、遊びに行こう」
「このやろー!!!」
ハチの掛け声と共に、皆が雄真の周りに集まった。
皆に背中やら頭やらを叩かれながら、
雄真は実母・鈴莉に、今日提出した転科願いの封筒の事を思い出していた。
学園規則、転科に関する事項によれば、
転科試験は、転科願いが受理された次の日から数えて8日後に行われる。
月曜に提出したということは、試験日は来週の火曜日。
賽は投げられた。後は。
(…精一杯、足掻くだけだ)
「いいでしょう。瑞穂坂学園普通科2年・小日向雄真君の魔法科転科願い。
この理事長高峰ゆずはが、確かに頂戴しました」
日もくれた瑞穂坂学園の理事長室で、高峰ゆずはは厳格にそう告げた。
「それにしても、予想よりも随分と早い挑戦状ですのね。
まだ魔法を習い始めて一ヶ月と少しでしょう」
「ふふ、おかしなことを言うのね。
『予言者』たる貴方が、予想よりもなんて」
「いじわるなことをいうのね、鈴莉。
私が、『予言』と『予想』で分けていることを知っているくせに」
「あら、これは失礼? ちょっとからかってみただけよ。
そうでもしないと、私自身も信じられなくて」
肩を竦めながら話す鈴莉を見て、ゆずはため息をついた。
「ふぅ。これで合格しようものなら一大事よ。
わずか一ヶ月の勉強と訓練で、我が瑞穂坂学園第2学年の教育プランに追いつくなど」
「流石は我が子よねー」
鈴莉はとっても嬉しそうだ。
ゆずははもう一つため息がつきたくなったが、気力で堪えた。
「でも、座学はなんとか詰め込めるにしても、実技は大丈夫なの?
転科試験で魔法球が作れるって自慢されても困りものなのだけれど?」
ゆずはの問いに、鈴莉は本気で首を傾げそうになった。
が、なんとか思い出す。そう。それが普通の疑問であると。
「先に宣言しちゃうと、雄真くんはおそらく実技で満点を取ってくるわ」
「…なんですって?」
「彼のウィークポイントは座学。それも魔法史オンリーよ。
それ以外は、正直敵じゃない」
「…鈴莉。貴方が親バカなのは知っているけどね―――」
「ゆずは」
ゆずはの言葉を、断ち切るように鈴莉は彼女の名を呼んだ。
「私の雄真くんを、一般常識に当てはめて評価しないことね。
それだと試験当日、度肝を抜かれることになるわ」
何を馬鹿な事を、とゆずはは思った。
しかし、それと同時に。
どうしても。そのセリフを笑うことができなかった。
―――――――――小日向雄真魔法科転科試験まで、あと8日。
励みになります。
個人情報登録等は一切ございませんので、
作品が気に入って頂けましたらお願いします。
Leica
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