(…おかしい)

 鈴莉は、自分の研究室前の扉でそう思った。

(なぜ、新橋恭介は顔を出してこないの?)

 鈴莉とゆずはが鍵の防衛線に突入してから、早30分が過ぎた。
しかし、相手は明らかに様子を伺っているだけで、攻めてくる気配が見られない。

 式守の秘宝に辿り着く為には、転移魔法陣の鍵となる詠唱が必要だ。
そしてその鍵は、自分の後ろにある研究室に隠してある。
新橋恭介が、本当に人の心が読める禁呪使いなのだとしたら、
上条信哉によってもたらされた情報によって、鍵を奪いに来るはずだ。

(…ここの鍵は必要じゃないという事?)

 いや、そんなはずはない。鍵が記された媒体が置いてあるのはここだけだ。
それじゃなければ、鍵を知っている人間から直接聞く以外に方法はない。

(バカバカしい。そんなのできっこない。
 鍵を知っているのは、私とゆずはと―――――)

 そこまで考えて、鈴莉はフリーズした。

 あった。
ここの鍵を使わずに転移をする方法が。

「くっ!! 私とした事がっ!!」

ダンッ!!

「へ?」

 今まで沈黙を守っていた鈴莉が移動する。
階段の陰に身を潜め、もはや時間と戦っていたフードの魔法使いたちは、
完全に不意をつかれてしまっていた。

 結果、

「ディア・ダ・オル・アムレギウス!!」

ガガガガガガガッ!!!

「なっ?!」「うっ?!」「きゃっ?!」「げっ?!」

 鈴莉の放った光の拘束魔法、それも対複数用の魔法一つに
あっけなく全員が捕まってしまった。

 その結果を確認することなく、鈴莉はその場を通り過ぎた。
走りながら、懐から携帯電話を取り出す。

ピッ ピッ ピッ

プルルルルルルルルル
プルルルルルルルルル

「早く出て。お願いっ!!」






Happiness story『小日向雄真の夏休み戦争』

Magic13.小日向雄真vs新橋恭介






「こいつぁスゲェな。想像以上だ」

 式守の秘宝を前にして、新橋は思わずため息を付いた。
龍脈の名に等しい、濃い魔力が立ち込める空間。
足元に転がってる小石一つでも、妙なオーラを放っている気がする。
しかし、やはりそれの比ではない。
ここらに存在するどの石ころや鉱石よりも、圧倒的に違う“何か”がこの石にはあった。

 ドーム状の天井を突き破らんばかりの眩いクリスタル。
そこから発せられる魔力の質。濃いなんてものじゃない。
近くに寄るだけで、息が詰まりそうだった。

「さて、問題なのは…」

 どうすれば起動するのかということ。
起動キーなどというものがあるのだろうか。
だとしたら失敗した。さっきまで式守家の次期当主の頭を掴んでいたというのに。

 禁呪『エレクトリック・ダイブ』は、あくまで自分の知りたい事を吸い出すだけであって、
他者の精神そのものに干渉して、記憶を読み切るわけじゃない。
従って、自分が問うた問題にしか答えは返ってこないのだ。

「ちっ。まぁいいか。取りあえずは魔力で干渉して――――――」

ドドドドッ!!!

 ほんの一瞬。さっきまでいた所に、炎の魔法球が炸裂した。

新橋はそれをなんなく避け、魔法球を打ってきた方に目を向ける。

「新橋!!!」

「………なんだ、お前か。アバラ何本か持ってったはずだったんだがな」

 秘宝を背に、呆れたような顔で新橋は雄真を見つめた。
雄真は、転移魔法陣へ続く通路の前に立ち、既にワンドを構えている。

「式守の秘宝から離れろ」

「あん?」

「それはお前なんかが扱える代物じゃない。
 さっさと離れろと言ったんだ」

「………くくっ」

 雄真の言葉が面白かったのか、新橋は笑い声を漏らした。

「………何がおかしい?」

「いや、同じ事言うんだなって思ってよ」

「同じ?」

「高峰ゆずはも御薙鈴莉も、人には扱えないだのなんだの。
 自分の力量不足を、他人に押し付けるのは弱者がする事だ」

 新橋は雄真を見ながらそう吐き捨てた。

「……なら、お前は強者だってのか?」

「………もう一度、確かめてみたいのか?」

 雄真の問いに嘲りを含めた声色で答えた。
その言葉を聞いて、雄真は一度目を閉じた。

(…この男は、何も分かっちゃいない)

 皆、自分ならできると、そう思うのだ。
そして失敗する。様々な人を巻き込んで。
鈴莉の時は、当時式守当主だった式守那津音が死んでしまった。
そして、あの秘宝事件では伊吹が死にかけた。

「最後の忠告だ。秘宝から手を引け。
 お前に、秘宝は扱えない」

「お前らと俺を一緒にするな。
 雑魚はとっとと失せろ」

 フッと。自分の体温が下がるのを、雄真は感じた。

「…………」

「…………」

 沈黙は一瞬だった。

「デルタ――――――」

ズンッ!!!

 新橋が身体強化魔法を掛けようとした瞬間。
雄真の状態強化を掛けたワンドが、新橋の脇腹を的確に捉えた。

「がぁっ?!」

 生身の状態でモロに攻撃を食らった新橋が、
その勢いで地面を転がる。

「デル――――――」

ゴンッ!!

「ぐおっ!!」

 再び鈍い音が響く。再度身体強化呪文を唱えようとしたところで、
雄真の足が、踵落としの要領で新橋の後頭部を打ちつける。
そのまま宙で雄真は、新橋に己が手を向けた。

「ファイナス!!」

ドォォォォォォン!!!

 ClassAの業火球が、ほぼゼロ距離で新橋に直撃した。
しかもここは龍脈。魔力が満ちたこの空間で使った魔法は、瞬間的にClassSの威力に届いたかもしれない。

 それでも。

ゴォォォォォォォ

「げほっ!! がぁ……。ぐふっ!!」

 立ち上がれるのは流石と言ったところか。
その様子を雄真は冷めた目で見つめていた。

「……なんだ? げほっ!! その詠唱スピードは…。
 まさか……。ぐっ……はぁ!! 遅延…呪文か?」

 焼けてしまい、ぼろぼろになったスーツの上着を脱ぎ捨てながら、
新橋は雄真に問うた。しかし、雄真は答えない。
新橋は顔をしかめた。

「けほっ!! 喰ぇねぇ野郎だ。はぁっ…はっ!!
あの時は本気じゃなかったってことか?」

「……ワープ。使えるんだろ?
 詠唱の間、待っててやるから使って来いよ」

ピキッ!!

 雄真のあまりにもな挑発に、新橋の何かがキレた音がした。
顔を俯かせながら、肩がプルプル震えている。

「舐めるなよ!! 糞ガキがぁぁぁ!!」

ドゴォッ!!

「ぐふぅっ!!」

「『読みは良いが、詰めが甘い。
 咆哮するくらいなら詠唱するんだったな』」

 どこかで聞いたセリフを吐きながら、雄真は新橋の腹を蹴り飛ばした。

「ほ、ほざけ!! デルタス!!」

バチィッ!!!

 吹っ飛ばされた一瞬の隙を突き、新橋が身体強化魔法を掛けることに成功する。

「さぁ!! 遊びはここまでだ!! 今度はこっ―――――――――」

ザンッ!!

 新橋がセリフを唱えきる前に、雄真は新橋の真後ろに回り込んだ。

「ちぃっ?!」

ガガガガガガガガガッ!!!

 寸前のところでガードが間に合う。今度は身体強化を纏っているので、吹っ飛ぶこともない。
状態強化を纏ったワンドと身体強化を纏った腕が幾重にも交錯する。

「ガキのくせに近接の心得があるってのは立派だがな!!
 この俺には――――――」

「ウェンペティア!!」

ズドォォォォォォンッ!!!!

 雄真は打撃戦のほんのちょっとの隙を見計らい、風のClassA魔法を発現させた。

「ぐぁぁぁぁぁぁぁっ?!」

ドゴォォンッ!!!

 ゼロ距離で、自分のフル・アーマーの弱点属性を発現され、
新橋は成すすべなく洞窟の壁に打ち付けられた。

「あ、がっ!! ……ぅ。」

 息も絶え絶えに、前の敵を睨む。
しかし、自分の感情とは裏腹に、体の震えは止まらなかった。
怒りではない。純粋な恐怖。
先ほどまで見下していたとは思えない程の技量を持った魔法使いが目の前にいた。

「降参しろ。お前じゃ俺には敵わない」

 その言葉に新橋はがばっと顔を上げた。

「な、なんなんだ…。何なんだてめぇは?!
 おかしいだろ!! ClassAの呪文をそういくつも遅延呪文に乗せられるはずはねぇ!!
 いつだ?! いつ詠唱した!! ごほっ! ごほっ!!」

「お前に教えるつもりはない」

 咳き込む新橋に、雄真は一言で返した。

「はぁ…。はぁ…。なぜだ?」

「何の話だ?」

 新橋の急に下がったトーンでの質問に、雄真は首を傾げた。

「なぜ…。なぜだ!! なぜそれほどの力を持ちながら、秘石を封印しようとする!!
 こいつがあれば、何でもできるんだぞ!!
 この力があれば!! 何でも思い通りにできるんだ!!」

「俺に秘宝を扱う力は無いし、仮に使えたとしても俺には必要ない」

「綺麗ごとを言うな!! この力があれば、この国だって支配できるんだぞ!!」

『…雄真さん、聞いてはいけませんよ』

「おいおい、聞くはずないだろ」

 クリスから苛立った声で言われ、雄真は驚いて返した。
式守の秘宝として今までこのような人間をたくさん見てきたのだろう。
気分を害するのは仕方ないとも言える。

「お前らは、何も分かっちゃいねぇ。
 式守も高峰も!! 自分の地位に溺れて満足しているだけだ。
 御薙鈴莉もそう。独自の魔法理論だか何だか知らねぇが、
 今までに得られなかった地位を得て、調子に乗ってるだけだ。
 本来なら、あの女だって一緒だ。秘石の力を欲しがったに決まってる!!」

「御薙鈴莉の理論は、世界に希望を与えた。現に様々な魔法理論の現場で役立ってる。
 新たな魔法分野を確立し、魔法に安定をもたらそうとしてる偉大な魔法使いだ」

「ははっ!! そう教科書に書いてあったのか?!
 反吐が出るな!!」

『雄真さん!!』

バチィィィィィ!!

「ぐぁぁぁぁ?!」

 完全に不意を突かれた。母親の事を悪く言われ、熱くなったせいでもある。
壁に叩き付けられたとはいえ、新橋は身体強化は解いていなかったのだ。
会話をワザと引き伸ばし、体の感覚を何とか取り戻したところで、
新橋は雄真の真横へ跳躍し、蹴り飛ばした。

「逃がしゃしねぇよ。
 レイ・ワイナル・エキスタス!!」

 詠唱した瞬間、新橋の姿が消える。
次の瞬間、蹴り飛ばした雄真の真後ろに立っていた。

「ほらよ!!」

バチィィィィィィ!! ドゴォッ!!

「ごはっ?!」

 そのまま地面に叩き付ける。

「これで終わりだ。死ね!! ガキが!!」

『エル・アムダルト・ウェンテ!!!』

「ちぃっ?!」

ゴウッ!!

 身動きの取れない雄真に代わり、クリスが突風魔法を発動した。
強風に煽られ、距離が開いたところで、

『アムティレスト!!』

ヴゥゥゥゥゥゥン!!

 現時点で雄真の持つ、最高硬度を誇る防護結界が発動された。
小さいドーム状の結界が、地面に伏す雄真を中心に展開される。

『エル・アムダルト・リ・エルス』

「はぁ、はぁ。結界張りやがったか。面倒くせーな。
 ただの時間稼ぎにしかなんねぇぞ」

「がはっ!! ぐはっ!! くぅ…!!」

『…アムンマルサス』

パァァァァァァァ

 もはや回復目的ではない。少しでも体の痺れを取り除こうと、
クリスはなけなしの時間回帰を発動した。

「はっ…はっ…はっ…はっ…」

 雄真は顔を苦しげにしかめながら立ち上がろうとする。
しかし、腕にうまく力が入らずそのまま倒れてしまった。

『…雄真さん』

 既に魔力が尽きかけているのは明白だった。

「はぁ、はぁ。やっと…。はぁ…。魔力に限界がきやがったか」

 新橋はニヤリと笑うと、ゆっくりとした足取りで近づき始めた。
しかし新橋も魔力に限界が来ているのは同じ。
かなり荒い息になっている。結界を無理に壊しに来ないことから、
こちらも少しでも魔力を温存しておきたいらしい。

「……く、そ。はぁ…はぁ。ま、まだだ。まだ…やれる」

『いけません。ここまで新橋恭介が倒れないのは計算違いです。
 これ以上の戦いは避けるべきです。雄真さん。結界維持に努めて下さい。
 ビサイムさんからの緊急信号を見て、直に皆が来ます。
 それまで耐えるのです』

「…俺は。はぁ…はぁ。俺にしかできないことをする!!」

『雄真さん!! 貴方はもう二戦目、
 それに私に膨大な魔法を“チャージ”したせいでほとんど体に魔力が残ってないんですよ!!』

「はぁ、はぁ。“チャージ”の中には、後何が残ってる?」

『………ClassA『ウェンペティア』が一発と、風の身体強化『ウィンズ』。
 そして障壁『アムレスト』9枚です』

「……十分だ。それでケリを付ける」

『………雄真さん』

 ふらふらと立ち上がった雄真を見て、新橋は顔をしかめた。

「…まだ立ちやがるのか。大した魔力容量だな。
 で? いつまで結界を張っておくつもりだ?
 時間稼ぎにしかならねぇぞ。
 ごほっ!! ははっ!
 ったく、考えなしにClassAの魔法連発しやがって」

「……はぁ、はぁ。止めるなら、今のうちだぞ。新橋」

「ははははっ!!
 ぼろぼろの奴が言うセリフじゃあねぇよ!!
 はぁはぁ。さっきのてめぇの呪文詠唱破棄には驚いたが、
 どんなネタを使おうが、自分の魔力容量だけは誤魔化せない。
 どれだけ早く発現できる才能や技術があろうが、
 発現できるエネルギーが無いと、意味は成さない!!」

ピシッ!!

 雄真の結界にヒビが入った。
別に攻撃を受けたわけではない。これは雄真の魔力供給が尽きかけている証拠だ。

「てめぇは良く頑張ったよ。ただ、それだけだ。
 お前ご執心の御薙鈴莉然り。
 たたの口先だけで、結局実力は伴わない。負け犬の戯言だ」




ドクンッ




 自分の体が、大きく脈打ったのを、雄真は感じた。




「…取り消せよ」

「は?」

「取り消せ」




ドクンッ




ドクンッ




 体が、熱い。




「何をだ。この負けい――――――」




ドクンッ!!




「母さんを侮辱したことを!! 取り消せと言ったんだ!!!」

ズアアアアアアアアアアッ!!!!!!

 雄真を中心として、突如竜巻のような魔力が吹き荒れた。

ギシッ!! ギシッ!!

パキィィィィィィィン!!!

 雄真の張った防護結界が、“内側からの”魔力に耐えられず砕け散る。
とてつもないまでの魔力の奔流だった。
とても魔力が尽きかけていた人間とは、思えないほどの。

 そして、雄真の結界が壊れた瞬間には、

「ディ・ラティル・プロテクタ!!!」

「…は?」

 既に雄真は新橋の後ろで、無属性の状態強化を纏ったワンドを振り被っていた。

ガンッ!!

「がぁっ!!」

 咄嗟にガードの構えを取ったが間に合わず、
新橋は成す術なく腹部を打ち抜かれ、体勢を崩す。
そこに追い打ちをかけるかの如く、雄真は新橋に飛び掛かった。

『雄真さん!!』

「ごほっ!! このガキ!!」

ガガガガガガガガガッ!!

 何とか体制を整えた新橋が応戦する。

 しかし、

ガガガガガガガガガガッ!!

「エル・アムダルト・リ・エルス」

「くっ!! この!! やろっ!!
 この状態で!! 詠唱までできんのか?!」

『雄真さん!! 落ち着いて下さい!!
 聞こえてるんでしょう?!』

「…カルティエ・ディ・ルテ・エル・アダファリア…」

『っ!! …エル・アムダルト・ウェンテ!!』

ゴウッ!!!

「なっ?!」

「うぉ?!」

 クリスは突風魔法を、雄真と新橋が取っ組み合うど真ん中・下に向けて発動した。
地面に叩き付けられて行き場を無くした風は、荒れ狂うように雄真と新橋双方を吹っ飛ばした。

ドシャァァァァッ!!

 不意を突かれたその風に、二人とも受け身もとれぬまま地面を滑る。

「ごほっごほっ!! くそっ、今度は何だ?!」

 新橋が腕を抑えながら呻く。
既に尽きかけている魔力でのフル・アーマーでは、衝撃を庇いきれなかったらしい。

『雄真さん!!』

 そんな様子を確認することもなく、クリスは叫んだ。

「ク、クリス?」

 雄真は起き上がりかけた姿勢のまま、固まった。

『私は!! 貴方の母・鈴莉さんが立派な魔法使いであることくらい知ってます!!!』

「………え?」

『新たな魔法理論を確立し、魔法世界に新しい光をもたらした方だと知っています!!!
 それは事実なのです!! 他人にちょっと馬鹿にされたくらいなんですか!!!
 己を見失ってはなりませんよ!!! それでは勝てる戦いも勝てなくなります!!!』

 痛いほどにクリスを握りしめていた手から、力が抜ける。

「………ご、ごめん」

 我に返ったかのように大人しくなった雄真に、クリスはほっとして話しかけた。

『体内に眠っていた、これまで使っていなかった部分の魔力が一部、活性化されたようです。
 怒りで我を失って……というところは褒められませんが、一段階成長できたようですね』

 体内から溢れるほどの魔力を感じながら、雄真はクリスを見た。

「これも…。俺の魔力………」

『そうです。今まで使うことができなかった魔力です』

 グッと拳を握りしめる。

「クリス。新橋を倒す。協力してくれるか?」

『………大丈夫なんでしょうね?』

 体の事だけではない、精神的な面も問われている事を、雄真は瞬時に察知した。

「もちろん。あいつは信哉や伊吹を傷つけ、母さんも馬鹿にした。
 許せない。けど、大丈夫だ。今度はちゃんと自分を見失わずに戦えるよ」

『………いいでしょう。戦闘において熱くなるなとはいいません。
 戦いには理由が必要です。貴方が貴方らしく戦えるのなら、協力しましょう』

「さんきゅ、クリス。それで、1つ試したい魔法があるんだ。
 今なら、できるって思う」

『どんな魔法ですか?』

 クリスは半ば見当を付けながら聞いた。




「天蓋魔法だよ」


励みになります。
個人情報登録等は一切ございませんので、
作品が気に入って頂けましたらお願いします。
                      Leica

『小日向雄真の夏休み戦争』に戻る

『Happiness story』に戻る

『小説置き場』に戻る

『A Fateful Encounter』のトップページに戻る